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川を見てゐた手だらうかうつすらと電車の窓にしろき跡あり

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「塔」10月号 「歌壇」11月号 圧力の話など

「塔」10月号 評論「山川登美子 歌の転機」 「歌壇」11月号 作品12首「地球防衛家」 を書きました。読んでいただけましたら幸いです。「塔」は十代・二十代歌人特集、「歌壇」は「特集 圧力の時代、昭和十年代の歌を読む」が圧巻。「歌壇」の特集はタ…

ノーベル文学賞発表の日

1週間ぐらい前の、ノーベル文学賞発表の日のこと。ちょっと楽しかったので記します。夕方、関西テレビの夕方のニュース番組を見ていたら、学生時代に一緒に歌会をしていた生駒さんが書店でインタビューを受けているところが映りました。「お~!」と目が覚…

川口真理句集『双眸』

2週間ほど前になりますが、9月29日の毎日新聞朝刊で、坪内稔典さんの連載「季語刻々」にこの句。 遠来の目をしてゐたり秋桜 川口真理 同じ朝刊の歌俳欄、櫂未知子さんの「俳句月評」でやはり、 サルビアや古き英語のうつくしき 川口真理 港より昏きショ…

りんせん出町通信〜鴨川のほとりから〜

日が沈むのが早くなりました。職場の窓から午後6時ごろ。この5分ほど前には水平に伸びた雲の層がいくつも連なり、夕雲の棚田のようでした。こんな風景を見ながら、仕事が始まっていきます。 さて、家族の宣伝で恐縮ですが、京都で本作りをしていますN之原…