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川を見てゐた手だらうかうつすらと電車の窓にしろき跡あり

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

装丁+展

大阪・長堀橋のペーパーボイス大阪(平和紙業株式会社に併設)で開催中の「装丁+プラス展 本に寄り添う 書皮と栞、装画たち」。28日午後2時までです。皆さま、ぜひ! オリジナル書皮(ブックカバー。20種類以上あって好きなデザインを選べる)や、栞のおみ…

「短歌研究」9月号短歌時評「不謹慎の文学」

「塔」の全国大会終わる。いろんな人の話を聴き、また、話しました。帰ってから「あ、あの人と話していなかった」と何人も思いつくのは、惜しいことだけど、うれしいことでもあります。 発売中の「短歌研究」9月号に、短歌時評「不謹慎の文学」を書きました…

寒蟬と送り火

家で使っている二十四節気の暦。猛暑や台風、断続的な豪雨、と天候は不安定ですが、暦のとおり、13日に今夏初のひぐらしを聞きました。異常気象というけれど、二十四節気はわりと当たっていることがあります。それとも、暦を見て、自分の中の季節の感覚が暦…

三谷幸喜の文楽「其礼成心中」

京都劇場で公演中の文楽「其礼成心中(それなりしんじゅう)」(作・演出 三谷幸喜)が本日楽日。私は先日見てきました。職場の人に勧められて文楽を見始めましたが、オーソドックスなものをいくつも見ないうちに、三谷幸喜による新作文楽(2012年初演)を鑑…

『塔事典』付録②

『塔事典』付録の冒頭は「塔の京都」という地図です。塔にゆかりのある場所が、地図上に示されており、各項目は事典の本編で詳細が解説されています。京都観光にもってこいです。通常の京都の観光案内ではまずラインアップされないコースになるでしょう。 蛇…

『塔事典』付録①

塔短歌会60周年記念『塔事典』が刊行されました。いろいろと面白い項目があるのですが、それは追々語るとして、巻末の「付録」で、「全国大会一覧」を見るうちに回想モードに。 私は1999年の45周年大会(京都市 ホテルフジタ)から参加していますが、…