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川を見てゐた手だらうかうつすらと電車の窓にしろき跡あり

りんせん出町通信〜鴨川のほとりから〜

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日が沈むのが早くなりました。職場の窓から午後6時ごろ。この5分ほど前には水平に伸びた雲の層がいくつも連なり、夕雲の棚田のようでした。こんな風景を見ながら、仕事が始まっていきます。

さて、家族の宣伝で恐縮ですが、京都で本作りをしていますN之原一貴が会社でブログを始めました。いま担当しているという「フィールドワーク選書」の本作りの一端をレポートしています。写真付き。これがけっこう面白い!「編集部N」の名前で書き込んでおります。ぜひお立ち寄りください。

 りんせん出町通信~鴨川のほとりから~ http://rinsenshoten.blog.fc2.com

フィールドワーク選書の著者の先生方がいらっしゃる国立民族学博物館(みんぱく)が、たいそう好奇心を刺激するところだという話はよく聞いていましたが、実は私は、彼が担当した本をまだ1冊も読んだことがありません。イノシシの狩猟、インドの染織など、かなりコアなテーマを扱っている模様。楽しそうに作ってるなあ。一度は読んでみたいです。

追記:短歌誌「八雁(やかり)」9月号より、

 『ユーラシア農耕史』の幕を垂らしたる臨川書店に西之原君働く 島田幸典

! ある日の夜中にこの歌を見つけ、ニヤッとしてしまったのですが本人はすでに就寝。付箋をしてテーブルに広げておきました。ありがとうございます島田さん!がんばれ西之原君!ついでにがんばれユーラシア農耕史!